ランチェスター戦略学会

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ランチェスター戦略学会とは

ご挨拶

この度思いがけず二代目会長に推挙され、上原征彦初代会長の後任を務めることになりました。ランチェスター戦略学会も設立より5年目を迎えることとなりました。
過去4回の研究大会も学会員の皆さま方や学会役員の皆さま方の協力によって、大盛況のもとに実施され、これから学会が益々発展する時期に、二代目会長の大役を任されることに大きな責任を感じると共に、浅学菲才の私にとって身に余る光栄と思っております。

今日、グローバリゼーションの進展に伴う、企業を取り巻く諸環境の劇的な変化によって、企業間の競争は益々熾烈なものになってきています。そしてその変化のスピードは今世紀になって一段と加速しています。
このような状況の中で、企業の経営者は市場での生き残りとさらなる成長を求めて、自社の戦略ドメインと正しい競争のあり方を模索しています。

ランチェスター戦略は、故田岡信夫氏によってランチェスター法則を解釈的に応用し、実務的な競争戦略として日本で広く普及してきました。
市場シェアと競争力との関係を明らかにするために、クープマンの定式化を利用して斧田氏が2つの主体に関わるペイオフが均衡する解をゲーム理論で求め、それを数学的に工夫して市場シェアに置き換え、これを田岡氏が戦略的・実務的にユニークな名称とともに細分化して、その目標ごとのシェアを割り出しました。

企業の競争戦略は、ポーターの競争戦略論やコトラーの競争地位論などのように、企業の競争力が経営資源に依拠するという観点からのもの、相手の打ち手に対して自社がどのような打ち手をなすべきかという、企業間の相互行為関係が均衡状態になるべく企業が打ち手を決めるという仮定に立って分析が進められるもの、さらにはマーケティングの市場細分化理論に依拠して、競争優位に立つために狙うべきセグメントはどこかという観点から打ち手の定石を見出そうとするもの、の3つの観点から研究がなされてきました。

ランチェスター戦略は、その理論の多くが市場細分化戦略理論で説明できるものである、と言っても過言ではないでしょう。
また、企業だけではなく、公的機関や非営利組織への適応可能領域、概念枠組みの拡張も視野に入れていくべきでしょう。
我々は、田岡ランチェスター戦略理論の研究を進めながら、しかしその枠の中だけにとどまらず、今まで競争戦略として培われてきた諸理論との融合を図り、様々な分野から研究者と実務家が相集い、創造的な研究と議論を重ねながら、さらなる新しい理論を構築していくことを目的として学会の発展を目指していきます。

今後とも学会員の皆さま、学会役員の皆さま方の温かいお力添えを頂けますよう、よろしくお願い申し上げます。

ランチェスター戦略学会 会長 小泉 徹

設立趣意書

現代、経済社会はグローバリゼーションが進展し、それに伴い国内外の競争は、激しくなる一方です。また、競争こそが創造を生み、すぐれたプロダクトやサービスをもたらすと広く言われてきました。実際、企業はもとより、学校や病院などの公共性の高い組織、その他の非営利組織も、新たな製品やサービスの開発にしのぎを削っています。しかし、いかにすぐれたプロダクトやサービスも、それを効果的に訴求し、普及させるマーケティングが伴わなければ、組織の発展はもとより存続もできません。

 それには、自らのもてる能力と資源をいかし、戦略をたて、実行し、成果をあげていくことと、それにより強化される力に応じて戦略を変えていくことが必要です。状況と局面に応じた相対的な強い立場、弱い立場を認識し、それに応じた戦略が求められてきました。だからこそ「ランチェスター戦略」の存在価値があり、多数の企業で「ランチェスター戦略」が評価され、活用されています。

 しかし、これまで予想もできなかった劇的な変化がつぎつぎと発生し、強大な組織であっても、短期日のうちに存亡の危機に陥ることが珍しくありません。こういった時代にあっては、戦略の機動的な改廃と柔軟な運用を伴ったイノベーションが求められます。そこで、「ランチェスター戦略」の根幹をなすランチェスター法則は原理原則であっても、それにもとづく戦略の策定と運用には、より高度な見識とノウハウが必要となります。

 本学会は、「ランチェスター戦略」のいっそうの研究・展開を通じて、また、ビジネス分野のみならず、他分野への適用も図り、社会に大きく貢献することを目指しています。その目的を達成するために、さまざまな分野から研究者と実務家があい集い、創造的な論議と研究を展開する場として、ここに、「ランチェスター戦略」学会を設立いたします。

目的

本学会は、マーケティングにおいて広く活用されてきた「ランチェスター戦略」をさらに発展させるために、以下のような研究活動を促進します。
・新しい時代に対応した理論的再構築
・新しい技法・手法の開発
・従来の成功例、失敗例の収集と分析
・ビジネス分野以外への適用の有効性
以上のような諸活動をとおして、社会に貢献すると同時に、若い研究者の発表の機会を提供することを目的とします。

活動

本学会は、上記の目的を達成するために、以下の活動を行ないます。
1.年次大会を開催し、研究の発表及び討議の実施
 ※第1回として、11月24日に明治大学アカデミーコモンホールで開催予定です
2.領域や分野に応じて、年に数回、部会を開催
3.機関紙「ランチェスター戦略学会誌」、会報、会員名簿の刊行
4.研究と実践に関する情報の収集と提供
5.国内外の研究者、企業家との交流、共同研究
6.国内外の学会・研究機関との交流、連携
7.その他、本学会の目的を達成するために適当と認められる活動

会員の募集

ランチェスター戦略学会の設立に伴い、広く会員を募集しています。
学者や研究者の方々に加え、企業経営者やコンサルタント、実務家の方々など、幅広い方々の参加を募っています。 どうぞお気軽に事務局までご連絡ください。

[年会費] 個人会員 10,000円(一口)
法人会員 100,000円(一口)
学生会員 3,000円
[年会費] ランチェスター協会会員の方には割引があります。
個人会員 8,000円(一口)
法人会員 50,000円
[振り込み先] 三井住友銀行  高田馬場支店
普通  4452675 ランチェスター戦略学会
[連絡先] NPO法人ランチェスター協会
TEL:03-5287-6007  FAX:03-5287-6006
E-mail:lanchester@lanchester.or.jp
[申し込み用紙] 所定の用紙を使いお申し込みください。